オヤケアカハチの碑
さんご礁で有名な、海が綺麗な石垣島。この石垣島に、穴場といわれる「オヤケアカハチの碑」があります。
特撮番組として有名で、キッズが大好きな「ウルトラマン」。「オヤケアカハチ」は、ウルトラマンに登場する怪獣「レッドキング」の名前の由来になっているそうです。脚本を担当した、金城哲夫氏は沖縄県出身で、彼は、地球人と宇宙人との板ばさみに悩むウルトラマンが、沖縄の立場に似ていると考えたのだそうです。
オヤケアカハチは、15世紀の英雄です。波照間島の出身で、幼少の頃から豪傑で有名だったそうです。その後、石垣島大浜へ渡り、村の豪族の妹を妻にし、その一族と義兄弟の契りを交わすなど、有力豪族として勢力範囲を拡大しました。しかし、宮古諸島の仲宗根豊見親とは対立し、この対立が原因で、首里の尚真王が介入することになってしまいました。これが、首里王府に反旗を翻した、ということで戦いへと発展し(オヤケアカハチの乱)、彼はこの戦いで、尚真王が派遣した征討軍3,000人に敗北したのです。しかし、反骨精神あふれる人物として八重山ではたたえられており、演劇・映画・ドラマにも取り上げられています。
石垣島には、「フルスト原遺跡」という、オヤケアカハチの居城跡といわれている跡が残っています。石垣空港の北側に位置していて、標高20メートルの石灰岩の大地上に築かれてグスクです。飛行機が離着陸するときに、復元された石積が見えることがあります。窓際に座ったら、是非、見逃さずに見てみてください。
