西表石垣国立公園
沖縄県の西表島と石垣島、および周辺の島々や海域にまたがる国立公園を、西表石垣国立公園といいます。もともとは、「西表国立公園」という名称でしたが、2007年8月1日、ここに石垣島の一部が編入されることになり、その後、「西表石垣国立公園」と呼ばれるようになりました。このように拡張されたことから、面積は、陸域が20,569ha、海域が約46,600haとなり、このうち海中公園地区は約1,100haを占めています。海中公園の面積だけを考えると、国内では最大規模のものになります。
西表石垣国立公園は、西表島、石垣島の両島、石垣島と西表島との間にあるさんご礁の海域も含まれており、これは「石西礁湖」と呼ばれます。また、その海域に点在する隆起サンゴ礁の島々、黒島、竹富島、小浜島、新城島、西表島南西方の仲の神島なども含まれます。
石垣島は世界的にも貴重とされる環境が広がっています。ラムサール条約に登録された湿地である「名蔵アンパル」や吹通川の「マングローブ林」、於茂登岳の「ヤエヤマヤシやカンヒザクラの自生地」などがそうです。これらの地域では、希少価値のある植物相をみることができますし、また、周辺海域には大規模なアオサンゴの群落が広がっています。これらの白保海域をはじめとするサンゴ礁の海域(平久保、米原、川平石崎、白保)は、海中公園地区に指定されています。このような西表石垣国立公園の大自然を舞台に、トレッキングやカヤック、スノーケル、ダイビングなどのエコツアーが活発に行われていて、自然との触れ合いを楽しむことができるようになっています。この、楽しい思い出を提供してくれる石垣島の環境をいつまでも守って行けるように、私たちも具体的な案のもと、働きかけ実践していかなければならないですね。
